価値創造ストーリー 売上収益1兆円までの軌跡
ROEを向上させながら、
30年間で売上収益6.4%、
営業利益9.9%のCAGRを実現
エア・ウォーターは、歴史も文化も異なるほくさん、大同酸素、共同酸素の3社が、「空気と水」を通じて産業や社会への貢献を目指し、1993年、2000年の2度の合併を経て発足。2022年度に売上収益1兆円を達成しました。その背景には、主力である産業ガスメーカーとしての総合力拡大に加え、事業の多角化があり、1993年の大同ほくさん発足がその礎となっています。
2000年以降のエア・ウォーター「第1の創業期」には、産業ガスメーカーとして確固たる基盤を確立しながら、多角化に向けた事業整備を進めました。2010年以降の「第2の創業期」では、いかなる環境下でも安定した成長を実現するために、産業ガスやエネルギーなどの「産業系事業」にとどまらず、積極的なM&Aを駆使しながら医療、農業・食品、海水など「生活系事業」の領域を拡大し、盤石な「全天候型」事業ポートフォリオを確立しました。
1993年の大同ほくさん発足からの30年間におけるCAGR(年平均成長率)は売上収益で6.4%、営業利益で9.9%に達し、資本効率性を高めながら事業を拡大してきたことで、ROE(親会社所有者帰属持分当期利益率)も安定的な成長を実現してきました。
「第3の創業期」にあたる2022年度以降は、当社グループが保有する「多様な事業、人材、技術」を掛け合わせることで生み出されるシナジーによって、社会課題の解決を通じた新たな企業価値の創造を目指していきます。