成長戦略 terrAWell30の実現に向けて

当社グループは2030年度に目指す姿として「terrAWell30」を設定しています。「terrAWell30」では、「地球環境」と「ウェルネス」という2つの成長軸に沿って、多様な事業・人材・技術を創造的に掛け合わせることで生み出されるシナジーによって「社会課題の解決を通じた新たな企業価値の創出」を目指しています。

グループ経営資源の最適化によってシナジーを創出し、成長領域の拡大とともに、収益力強化と新事業育成を図ります。

terrAWell30の実現に向けて、当社グループの経営資源によって生み出される価値の最大化を実現するという考えのもと、収益力強化、成長領域の拡大、新規事業創出に取り組んでいます。

ユニット経営・グループ一体経営へ移行し、全体最適化を進める。国内事業は、物流(データに基づく物流の全体最適化)、DX(ITを活用した業務の低減)、調達(グループ横断的な調達活動によるコストリダクション)の面から全体最適化を進めるとともに、人員の最適配置、価格マネジメント、在庫の適正化により収益力強化を図っています。

グローバル市場で存在感を示すガス企業を目指して産業ガス事業とエンジニアリング事業への積極投資で成長を加速する海外事業について、全体戦略や強み、最重要地域である北米・インドそれぞれの市場戦略をご説明します。

複雑化・微細化する最先端のニーズに応えるデジタル化の進展と国産化を目指す投資拡充が後押しする半導体産業の旺盛な投資需要を取り込み、成長を続ける当社グループのエレクトロニクス事業についてご紹介します。

低炭素・脱炭素に資する技術と事業、顧客基盤、物流ネットワークなどの経営資源を活用した脱炭素社会と資源循環型事業モデル構築への取り組みをご紹介します。

世界人口の増加などを背景とした食料不足や、超高齢社会の到来に伴う健康寿命延伸といった社会課題解決に向けた新規事業創出の体制構築や取り組みをご紹介します。